披露宴での新郎新婦のマナー

披露宴会場でゲストを迎える時

披露宴会場でゲストを迎える時のマナーについて教えてください。

披露宴が始まる前には、新郎新婦、ご媒酌人、両家のご両親が会場 入口前でゲストをお迎えします。そこに並ぶ順番は左から、「新郎母、新郎父、媒酌人、新郎、新婦、媒酌人令夫人、新婦父、新婦母」というふうになります。 次から次へとゲストが入場してきますので、１人のお客様の足を止めてお話するのはお薦めできませんぞ。「おめでとう」と声をかけられたら、にっこりと微笑み返すくらいの気持ちでいてください。

ゲストにお酌をするの？

披露宴で新郎新婦はゲストにお酌をするものでしょうか？

披露宴では新郎新婦の両親が、ゲストテーブルに挨拶回りをしてくれるので、お酌の必要はありません。 逆に新郎が上司の席でペコペコとしているのは「忘年会じゃないんだから・・・」と他のゲストに不評です。 例外として、ビールサーバーを担いで各テーブルをまわることがありますが、このような演出としてなら問題ありません。

メインテーブルで新郎新婦は話をしてもいいの？

はい、もちろん構いません。しかし、披露宴ではふたりの私語をできるだけ控えるのがゲストの皆様へのマナーです。 特に気を付けたいのは、友人、上司のスピーチや余興の時です。 この時は、他のゲストとの会話もできるだけ控えて、披露宴のスピーチや余興に視線を向けたいものです。 また、新郎新婦の間でやりとりがないのも不自然ですので、時々は目を合せてにっこり笑ったり、一緒にうなずいたりしましょう。写真に撮影されても絵になりますよ。

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懐紙の使い方

懐紙は和紙を折ったもので、その昔、和歌や詩をしたためるのに使われたそうです。 現代ではお茶の席で、和菓子を頂く時などに使用されています。 披露宴の食事中は、口元はもちろん、箸やグラスに付いた汚れを落とすのに使われます。 料理を口に運ぶ際に受け皿にしたり、魚、海老、カニなどの頭や殻を押さえるのにも役立ちます。 また、食べ残したものや魚の骨等をくるんで見えにくくするなどの使い方もできます。

食事中に美しく見えるコツ

食事中に新郎新婦が美しく見えるコツは、できるだけ背筋を伸ばして脇を締め、肘を張りすぎないようにすると美しく見えます。またテーブルに肘をついてはいけません。

スープを飲むときに「ふーふー」吹くのはやめたほうがいいです。それから、スプーンは手前から向こう側へすくい、口元に当てて傾けるようにして食べてください。口の中へスプーンを入れ過ぎないようにご注意ください。

結婚式前日の挨拶

結婚式の前日に挨拶をすべき人は、媒酌人だけで良いでしょうか？

媒酌人のほか、司会者、プロデューサー、受付係、２次会の幹事など当日お世話になる人には電話で結構ですから、ひとこと「明日はよろしくお願いいたします」と挨拶されてはいかがでしょう。