披露宴の子どもの料理とアレルギー

アレルギーは必ず確認：
子どものアレルギーは必ず全員に確認すべきです。最近は招待状の返信ハガキに食べられない食材などを記載する欄がありますが、何も記載がなかったとしても、親御さんに電話などでもう一度、直接確認された方が良いと思います。
小さいお子さんの場合は「この食材はアレルゲンかもしれないので食べないでおこう」という判断ができないですし、親御さんが目を離した隙にアレルゲンを口にすることも考えられます。また、最近はシンプルな食材だけを使った料理を見ることがほとんどないので、中学生や高校生くらいのお子さんでも、見た目だけでアレルゲンが含まれているかどうかを判断するのは難しいと思います。
アレルギーでほんの少しの症状しか出なかったとしても、自分の結婚式で体調を崩す人が出ないように配慮することが大切です。

まんべんなく確認する：
子どものアレルギーを確認する際は小さなお子さんだけでなく、未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生（浪人生も含む）まで行った方が良いと思います。
アレルギーによる体調不良が出た場合（症状によっては入院となる場合もあります）、小学生の場合は受験などに、中学生～高校生は学業・部活動・受験などに、大学生の場合は取得単位数や就職活動などに影響を与えることも考えられます。
アレルギーは命に関わることですので「自分で何でもできる年齢の子どもだから大丈夫だろう」とは思わずに、細心の注意を払って確認することが大切です。

メニュー表がない場合は…：
式場によってはアレルギー用に対応したメニュー表が出せないこともあります。その場合は、親御さんに「座席にメニュー表が置かれていないこと」＋「アレルギーの（または食べられない）食材を式場にきちんと連絡していること」をお伝えしておくと、安心していただけると思います。